ADとディレクターの違いとは?
こんにちは、オカザキです。
今回は知ってるようで案外知らない(?)ADとディレクターの違いについて書いてみたいと思います。
そもそもディレクターって何かと言うと、要はディレクション=演出をする人 のことです。
つまりは台本を書いて編集をする人のことです。
小さい番組ならディレクターは一人ですが、番組の規模が大きければチーフディレクター(何人もいるディレクターをまとめる偉いディレクター)とかいることが多いですね。
一方、ADとはすなわちアシスタントディレクターの略称なので、ディレクターがスムーズに番組作りをするための補佐をするのが役割です。
番組の終わりに流れるテロップとかでは制作進行とか呼ばれることが多いかもしれません。
例えば、ディレクターが「こういう公園でロケをしたいな〜」と考えたら、その条件に合う場所をリサーチして候補を見つけ出すし、
次の番組に出てもらうゲストさんについて、どんな番組に出てるか、趣味は何かとかリサーチして、ディレクターの台本作りの参考にします。
リサーチ以外にも、ロケの小道具の準備、スケジュール作り、編集の準備、編集室の予約…など、あげたらきりがないくらいいろんな仕事(雑用)を任されます。
とにかくいろんな仕事を任されるので、
ADはこれをやる!みたいな決まりがないというのが実際だと思います。
そもそも番組作り自体、決まった制作の仕方なんてあってないようなもので、
ディレクターの性格やその時々の状況でさまざまに作り方は変わっていきますね。
自分で書いておいてあまり説明できてない気もしますが(笑)ADとディレクターの一番の違いをまとめると、
ディレクターは台本を書いて編集して、ADはそれ以外の全部をやる
という感じかと思います。
ディレクターの仕事少な!と感じるかもしれませんが、台本を書いて編集するというのは非常に時間と手間のかかる作業なので、
細かい雑務はやってられないというのが実際のところですね。