ADのお財布事情
こんにちは、オカザキです。
さっきまでテープのダビングが終わるまで編集所で一時間ほどぼんやり待機しなくてはいけなかったのですが、
うっかり通販サイトを見ているうちにコスメを衝動買いしてしまいました…
もともとファッションやコスメが割と好きな人間なのですが、忙しいとゆっくりショッピングできるような休みも中々とれないので、
社会人になってからは基礎化粧品とかはこういう仕事中の休み時間に通販で済ませることが増えました…クオリティーオブライフの低下を感じますね。
さて、今回はADのお財布事情について書いてみたいと思います。
まず、あたりまえですが他の業界同様テレビ業界も給料の多い少ないは会社の規模や雇用形態によって様々に変わります(放送局の局員だったら給料良いとか、契約社員だったらボーナス出ないとか)。
ぶっちゃけると、私は業界では中堅規模の制作会社に正社員として勤めてますが、
給料は2年目で月23万円、そこから保険料とか諸々引かれて手取りは19万円弱です。
そこに正社員なので夏冬は会社の業績に問題がなければボーナスが1.5ヶ月分くらい出ます(契約の人はボーナスが出ないそうです…)。
同世代の他の仕事と比べると特別良いわけではありませんが、悪くもないのではないでしょうか。
で す が
問題は我々ADはめっちゃ労働時間が長いけど残業代が出ないということですね。
局員だったら出るのかもしれませんが制作会社で残業代がつくことはほぼないと思います。
忙しい月だと月労働時間が300時間越えとか普通にあるのですが、その場合23万円を300で割ると、
時給766円
というかなりツラい数字が出てきます…
なので、労働時間に見合うお金がもらえているわけでは全然ないと思いますね。
ブラック番組(笑)に配属された同期からは月労働時間が400時間越えたことがあるという話も聞きました。
それでも私の勤めている会社は嘘か誠か業界では割とホワイトな方らしいですが…
ちなみに、ディレクターになるとうちの会社では給料は年俸制になるので、
番組をやったらやった分だけ給料がもらえるようになります。
予算のある番組を任されると結構良いお金がもらえるそうですよ。
ただ、ディレクターになるのは大体5年くらいかかるので、それまでに耐えきれず転職してしまうADもたくさんいますが…
私も仕事にくたびれすぎて転職しようか迷う瞬間が多々ありますが、そこら辺の転職事情とかはまた別の記事に書こうと思います。